▶ ホームページ制作の相場は「誰に頼むか」で同じものが5万円にも500万円にもなる。金額よりも「何をゴールにするか」の定義が先。
▶ 福岡の中小企業向けには、フリーランスか中小制作会社への発注が費用対効果の最適解になるケースが多い。
▶ 制作費より「公開後の更新・SEO対応コスト」を先に確認しないと、後で大きな費用が発生するリスクがある。
「ホームページを作りたいんですが、いくらくらいかかりますか?」——この質問に一言で答えるのは正直難しい。理由は「作る人・内容・目的」によって10倍以上の差が出るからです。ただ、相場を知らないと見積もりが適正かどうか判断できません。このページでは4つの発注パターン×サイト種別で費用テーブルをまとめます。
発注先4パターン別の費用比較
| 発注先 | 制作費の目安 | 納期目安 | 向いているケース |
|---|---|---|---|
| テンプレート(Wix・STORES等) | 0〜5万円(月額:0〜2,000円) | 1〜2週間(自社作業) | とにかく安く早く・更新を自分でやりたい |
| フリーランス | 10万〜50万円 | 1〜3ヶ月 | コスト抑えたい・小〜中規模サイト |
| 中小制作会社(地方) | 30万〜150万円 | 2〜4ヶ月 | 品質・実績重視・SEO込みで頼みたい |
| 大手制作会社 | 100万〜500万円以上 | 3〜6ヶ月 | 大規模サイト・ブランド基盤整備 |
| 福岡WEBマーケくん(制作+運用) | 初期費用15万〜+月5万〜 | 1〜2ヶ月 | 制作から運用・SEO・更新まで一括 |
サイト種別の費用テーブル
LP(ランディングページ)の費用相場
1ページ完結型のサイト。資料請求・問い合わせ・申し込みを獲得するために特化して設計します。広告との組み合わせで使われることが多い。
| 発注先 | 費用目安 | 含まれるもの |
|---|---|---|
| テンプレート | 0〜3万円 | デザインテンプレート選択・自社入力 |
| フリーランス | 10万〜30万円 | デザイン・コーディング・フォーム設置 |
| 中小制作会社 | 30万〜80万円 | +コピーライティング・A/Bテスト設計 |
| 大手 | 80万〜200万円 | +ユーザーリサーチ・UI/UXプロセス |
コーポレートサイトの費用相場
会社情報・サービス紹介・採用情報などをまとめた多ページのサイト。信頼性向上と検索流入を目的にします。
| 発注先 | 費用目安 | ページ数目安 |
|---|---|---|
| テンプレート | 2万〜10万円 | 5〜10ページ |
| フリーランス | 20万〜60万円 | 10〜20ページ |
| 中小制作会社 | 50万〜150万円 | 15〜30ページ |
| 大手 | 150万〜500万円 | 30ページ以上 |
ECサイトの費用相場
商品を販売するサイト。決済機能・在庫管理・受注管理が必要なため、他のサイト種別より費用が高くなります。
| 発注先 | 費用目安 | 備考 |
|---|---|---|
| テンプレート(STORES・BASE) | 0〜5万円 | 月額手数料0〜5% |
| テンプレート(Shopify) | 5万〜20万円 | 月額$29〜/決済手数料あり |
| フリーランス(WordPress+WooCommerce) | 30万〜80万円 | 決済連携・セキュリティ設定含む |
| 中小制作会社 | 80万〜300万円 | 独自機能・API連携含む |
WordPress構築の費用相場
CMSとして最も普及しているWordPress。自社で更新できる体制を構築しやすく、ブログ・採用情報の更新頻度が高い企業に向いています。
| 発注先 | 費用目安 | 備考 |
|---|---|---|
| テンプレートテーマ利用 | 5万〜20万円 | 有料テーマ代(1〜5万円)+設定費 |
| フリーランス | 20万〜60万円 | カスタマイズ・プラグイン設定含む |
| 中小制作会社 | 50万〜200万円 | オリジナルデザイン・SEO設定含む |
制作から更新・SEOまで月5万円〜で対応します
福岡WEBマーケくんは初期費用を抑えた月額モデルでホームページ制作から運用まで一括サポート。
ぶっちゃけいくらが妥当?
正直に言います。福岡の中小企業(従業員10〜50名・年商1〜5億円規模)にとって、コーポレートサイトに300万円以上かけるのはほぼ不要です。
「いいホームページ」の条件は「デザインが綺麗」ではなく「問い合わせが来るか・採用が決まるか・Googleで検索上位に入るか」です。この目的に対して最低限の投資でいいサイトは作れます。
コーポレートサイトは30万〜80万円でフリーランスか地方の中小制作会社に発注し、SEO対応・更新体制を込みで相談するのが現実的です。LPは目的が明確なら10万〜30万円のフリーランス発注で十分。ECはShopifyを月額で使うのが初期コスト最小で始められます。
制作費が安すぎる場合のリスク
5万円以下の格安制作は「テンプレートをそのまま渡されるだけ」「SEO設定なし」「スマートフォン非対応」というケースが少なくありません。福岡市内での実例として、10万円で制作したサイトがSSL未対応・表示速度が20秒以上かかる状態で公開されていたことがありました。安さを優先する場合は、最低限「SSL証明書設置」「スマートフォン対応」「Googleサーチコンソール登録」が含まれているかを確認してください。
制作後にかかる維持費と更新費用
制作費だけで判断すると後悔します。公開後に毎月・毎年かかるコストを事前に確認してください。
| 費用項目 | 年間費用目安 | 備考 |
|---|---|---|
| ドメイン代 | 1,000〜5,000円/年 | .comや.jpの取得・維持費 |
| サーバー代 | 6,000〜3万6,000円/年 | 月500円〜3,000円 |
| SSL証明書 | 0〜3万円/年 | Let's Encryptなら無料 |
| WordPress保守・セキュリティ | 3万〜12万円/年 | プラグイン更新・バックアップ管理 |
| コンテンツ更新(月1〜2本) | 12万〜36万円/年 | 外注の場合。自社対応なら0円 |
| 合計目安(外注更新含む) | 16万〜55万円/年 |
調査方法・出典
・当研究所が2026年1〜3月に福岡市内のWeb制作会社8社・フリーランス12名から収集した見積もりデータをもとに相場を集計
・クラウドワークス・ランサーズのWeb制作カテゴリ公開案件(2026年2月時点、n=200件)から費用分布を算出
・Shopify・STORES・BASE・Wix各社の公式料金ページ(2026年3月確認)