この記事のポイント

  • Shopee出店は初期費用・月額固定費ともに無料。販売手数料は3〜10%のみ
  • タイ・マレーシア・フィリピンで特に売れやすい日本商品(コスメ・食品・雑貨)の傾向を紹介
  • 最初はタイ・マレーシア・台湾への販売から始めるのが安全。関税・輸入規制が比較的シンプル

「日本の商品を海外で売りたいが、何から始めればいいかわからない」——越境EC(海外向けネット販売)に興味はあっても、ハードルが高そうで踏み出せない中小企業・個人事業主は多いです。

Shopeeはシンガポール発のECプラットフォームで、タイ・マレーシア・フィリピン・インドネシア・ベトナム・台湾で月間アクティブユーザーが数億人規模に達しています(Shopee公式発表)。「Shopee Japan」プログラムを通じて、日本から東南アジアへの販売が物流・言語のハードルを下げた形で可能になっています。本記事では、Shopeeで日本商品を販売するための手順を初心者向けに解説します。

Shopeeとは——東南アジア最大ECプラットフォームの概要

Shopeeの最大の特徴は「越境EC向けのサポート体制が充実していること」です。日本語サポートがあり、日本円での入金設定、日本語での出品サポートが受けられます。Amazon・Rakutenの海外版と比べると出店審査がシンプルで、小規模事業者が参入しやすい設計になっています。

Shopeeで売れやすい日本商品は以下の4カテゴリです。

カテゴリ 売れる理由 価格帯目安
コスメ・スキンケア日本製品への信頼が高い2,000〜6,000円
食品・調味料日本食ブームが継続500〜3,000円
キャラクターグッズ日本文化への関心1,000〜5,000円
高品質な生活雑貨無印・ニトリ系のデザイン性2,000〜8,000円

2026年現在、タイ・マレーシア・フィリピンでの日本製品人気は引き続き高水準です。「Made in Japan」表示は現地での信頼性を高める効果があります。

Shopee Japanのアカウント開設と初期設定

Shopee Japanへの出店は、Shopee公式サイト(shopee.co.jp)の「ショップを開設する」から申請します。個人・法人問わず出店でき、日本国内に在住していれば基本的に審査が通ります。

必要書類と初期登録の流れ

  1. メールアドレスとパスワードでアカウント作成
  2. 身分証明書(運転免許証・マイナンバーカード等)のアップロード
  3. 銀行口座の登録(売上の受取口座)
  4. ショップ名・プロフィール・ロゴの設定
  5. 販売する国・地域の選択(タイ・マレーシア等)

審査完了まで通常3〜7営業日かかります。出店費用は初期費用・月額固定費ともに無料です。売れた際に販売手数料(商品カテゴリにより3〜10%程度)がかかります(Shopee公式サイト・2026年3月時点)。

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売れる商品ページの作り方と出品のコツ

Shopeeでは商品ページの質が売上に直結します。特に東南アジアの消費者は「写真の多さ・鮮明さ」を重視する傾向があります。

写真は最低8枚以上、白背景と生活感のある写真を混在

商品単体の白背景写真を3〜4枚、実際の使用シーンや生活感のある写真を3〜4枚用意してください。スマートフォンで撮影した写真でも、明るい場所・白い背景であれば十分なクオリティになります。

タイトルにキーワードを詰め込む

英語のキーワードを商品タイトルに入れることで、検索に表示されやすくなります。「Japan Original(日本正規品)」「Limited Edition(限定品)」なども有効です。Shopeeの自動翻訳機能を活用しながら、英語タイトルは必ず設定しましょう。

価格設定——送料込みか否かで戦略が変わる

Shopeeでは「送料込み価格」の方がコンバージョン率が高い傾向があります。国際送料を商品価格に含めて「送料無料」と表示する設定が有利です。500g以下の小物であれば、日本郵便のeパケットで1,500〜2,500円程度が目安です。

配送・決済・関税の基本知識

越境ECで最も不安なのが「配送トラブル」と「関税」の問題です。

配送方法——EMS・eパケット・FedExの使い分け

日本郵便のeパケット(追跡付き・2,000円前後/500g以下)は小物の配送に最適です。重量物や高額商品はFedEx・DHLが追跡精度が高く、配送事故時のサポートも充実しています。Shopeeのシステムと連携した配送業者(Janio・CEVA等)を使うと、追跡情報が自動で購入者に共有される便利さがあります。

関税は購入者負担が基本

越境ECでは一般的に関税は購入者負担です。ただし「DDU(関税別)」で発送した場合、購入者が関税支払いを拒否して商品が返送されるトラブルが発生することがあります。低額商品(3,000円以下)は多くの国で免税枠内に収まることが多く、トラブルになりにくいです。

高額商品を扱う場合は、販売先国の関税・輸入規制を事前に確認することが重要です。特に食品・コスメ・電子機器は国によって輸入許可が必要なケースがあります。最初は規制が比較的シンプルなタイ・マレーシア・台湾への販売から始めることをおすすめします。

調査方法・出典
・ShopeeのMAU(月間アクティブユーザー):Shopee公式プレスリリース(2025年)
・出店費用・販売手数料:Shopee公式サイト(shopee.co.jp)・2026年3月時点
・eパケットの送料目安:日本郵便公式料金表(2026年3月確認)
・タイ・マレーシアでの日本製品需要:ジェトロ「東南アジアにおける消費者動向調査」2025年版
・関税・輸入規制の注意点:各国税関公式サイト・ジェトロ情報に基づく

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